サグラダファミリアを訪ねてー4〜日本人が手掛ける装飾〜
日本人彫刻家がサグラダファミリアの門の彫刻を
つくっているのは有名な話。
↓正面入り口の 生誕のファサード
『彫刻』
実際に間近で見ると、知っている彫刻のクオリティを遥かに超越する。
ここは、当初ガウディが1番時間を費やしてつくった場所であったが、
1936年にスペイン市民戦争で破壊されてしまい、
多くの彫刻が破損したらしい。
その修復作業に携わったのが、
日本人彫刻家の 外尾悦郎 さん。
『愛徳の門』 の製作から始まり、
『信仰の門』 まで完成させる。
『愛徳の門』の楽器を弾く天使の像も外尾氏の作品で有名だけれど、
わたしはこの『信仰の門』の鉄板細工が好き。
なんとも言えない絶妙で綺麗な色合いの中に
花びら1枚1枚がとても繊細につくられた
いくつもの薔薇がちりばめられ、
よーく見ると
チョウチョや芋虫がいて、
小鳥たちがいるのが
可愛すぎて、
ツボ !!!♡
『信仰を持つ者の心は、永遠の花で満たされている』by外尾
決して可愛さ重視でつくったわけでは、ない。
そりゃそうよね。
でも、こういう可愛い自然のコンビネーションは
女子ウケすると思う。(かわいいよね?)
2015年クリスマスの時期 に完成したそう。
ロマンチックな 愛に満ちた門。
同じ日本人として、相当、リスペクトします。