カサ・ミラでうねりを楽しむ-1~素敵な中庭に感動〜
ここも世界遺産。
ガウディが54歳の時に設計した『カサ・ミラ』
よくmapや現地の案内図には『ラ・ペドレラ』
と書かれている。(現地ではこちらの呼び名が通常らしい)
石切り場 という意味の『ラ・ペドレラ』
当時は醜悪な建築物とバルセロナ市民にみなされ、
そのような名称がついたらしい。
確かに、外観はうねうねと歪で鉄の格子が
黒々しくて少し怖い気もする。
でも、中に入ると、
とっても 素敵なマンション !!!
特にこの中庭。
行った日は、またまた雨だった。(バルセロナではかなり珍しい雨)
当然、空は暗〜い感じなのだが、それでも
中庭は明るい!この抜け感。
もう100年以上も前にできたマンション。
オシャレだよなぁぁぁ 東京だったら家賃いくらだろう
こんな素敵な中庭を毎日通ってなら、
仕事へ行く時も、帰ってくる時も楽しいし
やる気が出るのに。
建物全体の採光を考えられた設計は、
まさにガウディ建築の特徴そのもの。
『住宅』なので更に考えられている点が、
上層階より下層階の方が、窓が大きい設計となっていること。
下の階は、上の階に比べると自然光が入りにくいからね。
よく出来ている。
中庭から真上を見上げると、空が切り取られた景色で
美術館にいる様な、不思議な気分になる。
入り口の門扉。
曲がりくねった鉄格子。
冷たくて重い素材を、有機的で手作り感ある、
柔らかな雰囲気へと変えている。
ペンダントライトもお揃いな感じで
とても、オシャレ。
そして、わたしの心を虜にしたのしたのは
エントランスホールの天井 !!!
レインボー ♡♡
アリエルの世界だな。
塗装なのかシェルモザイクなのか
不思議な輝きを放っていた天井が
素敵で、可愛いすぎた。
こっちの門扉(入り口は2カ所ある)も鉄格子だけど
うねうねの形状が違う。
この扉って設計図ありでつくっているのだろうか。
建築というか、芸術の世界。
こういうのを見ると、デザインは発想が大切なんだ
と思い知らされる。