【スペイン・バルセロナ】〜ガウディをめぐる旅〜

2016年12月18日〜23日 スペイン・バルセロナの旅行記録

カサ・ミラでうねりを楽しむ-1~素敵な中庭に感動〜

ここも世界遺産

 

ガウディが54歳の時に設計した『カサ・ミラ

 

よくmapや現地の案内図には『ラ・ペドレラ』

 

と書かれている。(現地ではこちらの呼び名が通常らしい)

石切り場 という意味の『ラ・ペドレラ』

 当時は醜悪な建築物とバルセロナ市民にみなされ、

そのような名称がついたらしい。

 

確かに、外観はうねうねと歪で鉄の格子が

黒々しくて少し怖い気もする。

 

でも、中に入ると、

 

とっても 素敵なマンション !!!

 

特にこの中庭。

 

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行った日は、またまた雨だった。(バルセロナではかなり珍しい雨)

 

当然、空は暗〜い感じなのだが、それでも

中庭は明るい!この抜け感。

 

もう100年以上も前にできたマンション。

オシャレだよなぁぁぁ 東京だったら家賃いくらだろう

こんな素敵な中庭を毎日通ってなら、

仕事へ行く時も、帰ってくる時も楽しいし

やる気が出るのに。

 

建物全体の採光を考えられた設計は、

まさにガウディ建築の特徴そのもの。

 

『住宅』なので更に考えられている点が、

上層階より下層階の方が、窓が大きい設計となっていること。

 

下の階は、上の階に比べると自然光が入りにくいからね。

よく出来ている。

 

中庭から真上を見上げると、空が切り取られた景色で

美術館にいる様な、不思議な気分になる。

 

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入り口の門扉。

 

曲がりくねった鉄格子。

冷たくて重い素材を、有機的で手作り感ある、

柔らかな雰囲気へと変えている。

 

ペンダントライトもお揃いな感じで

とても、オシャレ。

 

そして、わたしの心を虜にしたのしたのは

エントランスホールの天井 !!!

 

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レインボー ♡♡

 

アリエルの世界だな。

塗装なのかシェルモザイクなのか

不思議な輝きを放っていた天井が

素敵で、可愛いすぎた。

 

こっちの門扉(入り口は2カ所ある)も鉄格子だけど

うねうねの形状が違う。

この扉って設計図ありでつくっているのだろうか。

 

建築というか、芸術の世界。

 

こういうのを見ると、デザインは発想が大切なんだ

と思い知らされる。