【スペイン・バルセロナ】〜ガウディをめぐる旅〜

2016年12月18日〜23日 スペイン・バルセロナの旅行記録

グエル公園でくつろぐ-1〜歩いて行くと一苦労〜

世界遺産★★★★★】 

トカゲ のモニュメントで有名な グエル公園

 

(※混んでいるときは、トカゲと写真を撮る為に並ぶ。)

 

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実はココ、今でこそ 公園 だけれど

本当は『英国式の庭園都市』として計画されたところ。

 

この中に集合住宅に必要なあらゆる施設を計画し

庭付きの60戸の世帯を計画したが、

2戸しか売れなかったらしい。

そして、オーナーのグエルさんが亡くなったので

未完成のまま、公園として運営されるようになった。

 

やっぱりココもサグラダファミリア同様、

自然と融合した建築 となっている。

 

 

改めて、また見てみようと思って今回も行ったけど、

今回行って思ったこと。

 

辿り着くまでに、 坂だらけ !!!

 

結構疲れる。

 

(絶対午前中の体力がある時に行くべし)

 

レセップス駅からテクテク歩いて行くと、、

 

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ウ゛。。。

 

と思う様な 景色に。

 

これ登って行くのかな。。。

 

 

 

 

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あの壁の先に公園が、、、?

 

 

 

 

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あったーーーー !!!

 

 

着いたーーー !!!

 

と思ったら、 NO

 

ここは 出口 です。 右から入って下さい。

 

と言われ、、、

 

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っえーーーー また 坂 ですか ?!

 

という オチ。

 

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やっと辿り着いた 門 は

思ったよりシンプル。

 

わたし、10年前も こんな坂登ったっけ ?

 

 

と思い出してみると、

 

『あ、タクシーで来た!』

 

と思い出した。

 

レセップス駅から30分くらいかかると思うな。

高低差がある記憶は残っていたけど、

ここまでだとは、忘れていた。

 

記憶って曖昧。

 

 

 

 

 

サグラダファミリアを訪ねてー6〜最後に★基本情報★

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1882年 着工

2026年 竣工(予定)※ガウディ没後100年目 (楽しみ !!!)

 

 

床面積:4,500㎡

建物の1番高い塔(イエスの塔)の高さ: 172.5m

収容人数:14,000人

鐘楼:12本

建築様式:ネオゴシック(中世のカテドラルの様式+ゴシック様式

 

 

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1883年 ガウディが主任建築家に就任。

1885年 サグラダファミリアの最初の全体設計図が完成

1892年 生誕のファサード着手

1894年 生誕のファサード基礎工事開始

1900年 生誕のファサードに彫刻を配置

1906年 ガウディ直筆のサグラダファミリア完成図を発表

1914年 他全ての物件を終えたので、サグラダファミリアに専念

1923年 屋根の最終案を石膏模型で発表

1925年 最初の鐘楼が完成『天と地をつなぐあの槍のようだ』と叫び喜ぶ。

1926年 ガウディ 路面電車にひかれて死亡

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2005年 ユネスコ世界遺産の登録 ※未完成の建造物が登録されたのは初

       (※地下礼拝堂と生誕のファサード 門の表面と塔 のみ)

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 ・ 現在9代目の設計責任者が進行中。

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【わたしが実際行った際の感想】

 

・チケットは必ずネット予約して、プリントアウトして持ってくべし。

 

(オフシーズンに行ったが、結構混んでいた)

 

 

・雨の日は塔に上れない。

 

(雨になれていないバルセロナは、少しでも雨が降ると屋上系の観覧は中止と

なるらしい。わたしが行った日も小雨で中止。登れず、楽しみで日本から来たのに!!

とダダをこねてみたが却下。 その分、後日返金された。)

 

・お土産売場では、本を買うべし!

 

サグラダファミリアの本が欲しい人は、ココが1番売ってます)

 

 

・見て回る時間は2時間は確保すべし!

 

(いまは殆どのところが見られる状態なので、サラっと見ても時間がかかる)

 

 

・周辺にはあまりレストランがない。

 

(カフェなどはあるけど、食事は別エリアが無難だと思う。。)

 

 

 

・外観の写真はかなーり遠くから撮らないと、無理。

 

(想像以上に大きいので、最寄り駅降りて地上に上がってからだと

全貌は移せず)

 

 

・塔に登らなくてもOKなら、天気が悪くても楽しめる、感動の場所!

 

(人工の光もとても綺麗なので、陽が入りにくそうな日でも、ステンドグラスは

綺麗に見える。) 

 

 

 以上、【サグラダファミリアを訪ねて】 でした !!!

 

 

 

住所 Carrer de Mallorca, 401    【地図はこちら】
URL http://www.sagradafamilia.cat/sf-eng/docs_serveis/informacio.php
TEL 93 2080414
開館時間 4~9月 9:00~19:45、10月・3月 9:00~18:45、11月~2月 9:00~17:45
1/1、1/6、12/25、12/26 9:00~13:45
料金

当日券(入場のみ):一般18€   オンライン予約(入場のみ):一般15€

バジリカ&タワー:一般35€ 

日本語オーディオガイド付き(ネット予約):一般29€ 

最寄駅 最寄り駅:地下鉄  2    5  号線サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)駅下車すぐ

 

サグラダファミリアを訪ねてー5〜建築好きは必見!の見どころ〜

実は10年前には見られなかった、地下が

ものすごいことになっていた!

 

 

↓巨大な模型の数々が展示

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現在、地下には博物館と工房がある。

 

 

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『IT技術を駆使して、竣工が2026年に!』

 

と、工期が150年も短縮されたことは話題になった。

 

 

その秘密 が ココ に 隠されている !!!

 

 

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3Dプリンター・3D設計ソフト・CNC加工機 の導入

 

3D次元で出来ることが増えたから、

工期が大幅に短縮されたんだな。

 

(写真は ちょうど、3Dプリンターでの作業中だった)

 

3Dプリンターでつくったと思われる模型たち。

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工房には3Dプリンターと模型が沢山あって、普通に、作業している

様子が公開されている。

 

 

 ↓受難のファサード 巨大模型

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大型模型は迫力満点で凄かったけど、

その他の展示も とても 面白かった。

 

 

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数々の スケッチ や

 

 

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『なにをモチーフとしてデザインされているか』

 

自然とのリンクが良く分かる資料の展示 etc... 

 

がある。

 

想像通りのインスピレーションのものもあれば

このモチーフだったんだ! というものまで

 

デザインや設計をしていると、

とても重要な部分 が展示されている。

 

こういうの 面白いな〜〜〜

 

1日中いたかったけど、相方をかなり待たせていたので

退散。

 

建築が好きな人は1時間くらい余裕でいられる空間です!

 

 

ちょっとリアルな

デコレーションされた、素敵な模型も必見♡

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ちょっとブレイク~日本未入荷!【細部まで超可愛い】アクセサリー♡〜

バルセロナをふらりと歩いていて発見 !!!

 

オシャレすぎる!アクセサリーショップ

 

『Barong Barong』

 

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てっきりバルセロナのブランドかと思いきや、

 

アムステルダムのブランドで、スペイン進出 第1店舗目 だそう。

 

しかもオープンしてまだ1ヶ月経たない とかで

少し sale もしていた。ラッキー ♪

 

 

ピアスも可愛いのがあったけど、

 

特にブレスレットが豊富で

 

どれもこれも可愛すぎたっっ !!!

 

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日本では珍しい明るいカラーのものも可愛いし、

 

シックな感じのカラーのものも 素敵 !!

 

全て自然からイメージされたデザインで、

特に、海の珊瑚やシェルが使われているものが多い。

 

わたし、ブレスレットをじゃらじゃらと手首につけるのが

とても好きなのだけど、

日本だとなかなか可愛くてオシャレなものに

 

めぐり会えない。

 

だけど、いまこの瞬間、

 

めぐり会ったーーーーー !!!♡

 

いろいろショーケースから出してもらって、

レジの前で吟味すること20分。。。

 

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やっぱり、出逢った♡ ピンク系 に決定。

 

 

↓ゲットした3本 (※ネイルはバルセロナカラーを意識、笑)

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何にでも合わせやすいけど、ちょっとポイントになるものを

チョイス。

 

シェルがたくさんついてる♡

(実物はもーっと可愛い)

 

わたしのいま手持ちのブレスと重ねたら、

さらにグレードアップが狙える!

新しいおしゃれは、手持ちのものとのコーディーネートを

考えることが、面白い。

 

 

そして、更なる 『ツボ』 ポイントが

 

この パッケージ !!!(ラッピング)

 

友達にお土産で買って行ったら、感動するほど喜ばれた ♡

 

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BOXに 立体的な チョウチョ 止まってます。

 

※3本で€138.40   (※ラッピングは無料)

 

€100超えたので、TAX FREEを書いてもらったのだが、

店員さんが書いたことない人で、書類が間違っており

 

受理されなかったー がーん 。。

 

ま、そんなこともあるよね。the 旅行。

 

 

今でも大切に、しかも かなりの頻度で

 

活躍中 ♪ ♪

 

 

 

『Barong Barong』★ shop 情報★

barongbarong.com

 

サグラダファミリアを訪ねてー4〜日本人が手掛ける装飾〜

日本人彫刻家がサグラダファミリアの門の彫刻を

つくっているのは有名な話。

 

↓正面入り口の 生誕のファサード

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『彫刻』

 

実際に間近で見ると、知っている彫刻のクオリティを遥かに超越する。

 

ここは、当初ガウディが1番時間を費やしてつくった場所であったが、

1936年にスペイン市民戦争で破壊されてしまい、

多くの彫刻が破損したらしい。

 

その修復作業に携わったのが、

日本人彫刻家の 外尾悦郎 さん。

 

『愛徳の門』 の製作から始まり、

『信仰の門』 まで完成させる。

 

『愛徳の門』の楽器を弾く天使の像も外尾氏の作品で有名だけれど、

わたしはこの『信仰の門』の鉄板細工が好き。

 

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なんとも言えない絶妙で綺麗な色合いの中に

 

花びら1枚1枚がとても繊細につくられた

いくつもの薔薇がちりばめられ、

 

よーく見ると

 

チョウチョや芋虫がいて、

 

 

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小鳥たちがいるのが 

 

可愛すぎて、 

 

ツボ !!!♡

 

 

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『信仰を持つ者の心は、永遠の花で満たされている』by外尾

 

 

決して可愛さ重視でつくったわけでは、ない。

 

そりゃそうよね。

でも、こういう可愛い自然のコンビネーションは

女子ウケすると思う。(かわいいよね?)

 

2015年クリスマスの時期 に完成したそう。

 

 

ロマンチックな 愛に満ちた門。

 

 

 

同じ日本人として、相当、リスペクトします。

 

 

サグラダファミリアを訪ねてー3〜自然光の神秘〜

10年前はあまり見られなかったけど、

現在の大きな見どころのひとつと言えば

 

『ステンドグラス』 !!!

 

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圧倒的な規模はもちろん、デザインも特徴的。

 

使徒やミカエル(天使)がいない !!!

 

わたしが今まで見てきたステンドグラスには、

必ずいたのに。

 

 

  

このデザインをしたのは、バルセロナ出身の画家でガラス職人だった

ジュアン・ビラ・イ・グラウ

(そもそも宗教家ではなく、芸術家)

 

ガウディに任命され、ステンドグラスのデザインと製作を担当したらしい。

鉛で直線と曲線を重ねた技術的で画期的なモチーフが

 

 

とても素敵。

パクれない芸術品。

(わたしも仕事でステンドグラスをつくったことがある)

 

 

適当そうに見えて、相当難しい、カラーバランス。

 

 

そして、素晴らしい点がもうひとつ。

 

 

方角に寄って色が違うところ。

 

 

朝日が昇る東側は 青系。 

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 夕日が沈む西側は 赤系。

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時間帯によって、光の入り方が変わるので、見え方が変わるという

計算されつくされたニクい演出の設計。

本来、教会はステンドグラスから光を取り入れるから、

自然に沿った当たり前の設計なのかな。?

 

見たことは無いけれど、夕陽はとくに差し込みが強いから

夕方は赤系のステンドグラスが信じられないくらい

綺麗らしい。

 

 

でも、わたしが行った日(この写真の日)は

雨だったーーーーー

それでもこんなに綺麗に見えるのは、

 

ガウディがこだわった散光器付きの『人工の光』

が仕込まれているおかげで、

昼間の自然光が差し込んでいるように見える。

 

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でも実は、、、

 

 ↑照明が バッチリ 入ってます。

 

 

 ちなみに

10年前はこんな状態だった。

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まだステンドグラスが無い箇所

多々あり !!!

 

やはり10年の進化は凄い。

 

次は天気がいい夕方に見に行きたいな〜

 

 

ちょっとブレイク 〜バルセロナで食べた【超絶美味しい】イカ墨パエリア!〜

 

【見た目は グロイ】

 

【食べると 美味しい】

 

イカ墨パエリア !!!

 

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ここのはアリオリソース(白い器の)がすごく美味しかったーーー !!!

 

食べた後はお決まりの、お歯黒 (※その写真は載せません)

 

 

 

 

やっぱり、スペインに来たら食べたいパエリア。

 

というか、むしろパエリアだらけでどこで食べるのが正解か

わからない。。。

 

そこで、昔バルセロナに【放浪の旅】に出ていた人にオススメされた

お店に行ってみた。

 

(ちょうど泊まっていたホテルから歩いて3分くらいの好立地にあった♪)

 

 

 

店名『ラスキンザニッツ』 (※詳細はこのページ最後に記載)

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佇まいからしてオシャレで ツボ ♡♡♡

 

筆記体がオシャレすぎてまず読めないけどね。

 

 

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いわゆる テラス席 ?

ただ椅子とテーブルが並んでいるだけで、醸し出される オシャレ感。

 

 

東京にあったらデートで来たいと思う様な場所だな。

テラスが良かったけど、寒すぎて断念。即、店内へ。

 

 

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店内は普通かな。?

 

都内にあるレベルのオシャレ感だ。

 

 

 

 

そしてー

 

メニューはこちら↓

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『Brack rice〜』なんとか

 

っていうのが、イカ墨のパエリア !!!

 

写真がないと 頼むのドキドキするよね。。

 

質問しても(このレベルの店だと英語は通じるけど)

わからなかったら悔しいし恥ずかしい。。。

 

他にフィッシュアンドチップス的な揚げ物と

ビールとワインを何杯か頼んで

 

2人で €52.20(¥7000しないくらい?)

 

大満足 !!!

 

この雰囲気でこの味で

 

コスパ最高っ !!!

 

昼間歩きまくってお腹ぺこぺこだったのに、

パエリアはかなりの量があって(底が薄そうに見えたんだけどね)

もう満腹。

 

デザート、無理。

 

このお店、レイアール広場というパティオみたいな所に面していて、

車も入ってこないしお散歩にとてもいい場所。

 

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とても綺麗で、雨も似合う。

 

日本にも、こんな所があるだろうか、、?

(知っている、教えて下さい)

 

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今度は、晴れた日の 昼間 に

 

来てみたいな。♡

 

ラスキンザニッツ

住所 Plaça Reial, 6    【地図はこちら】
URL http://www.grupandilana.com/es/restaurantes/les-quinze-nits-restaurant
Tel 933 17 30 75
営業時間 12時30分~23時00(年中無休)
最寄駅 地下鉄L3 「Liceu」リセウ駅もしくは 「drassanes」ドラサネス駅
予算 ドリンク含めて一人20€程